英語学習をしていると、
「同じ日本語になるけど英語では何が違うの?」
「どの単語を使えば正しいの?」
と迷ってしまうことはありませんか?
今回はその中でも特に混乱しやすい
**「See」「Look」「Watch」**の違いについて、
キャラクターのコタローとマヤの会話を交えながら、
わかりやすく解説していきます!
それぞれの単語が持つイメージと使い分け方をしっかりと理解して、
会話でも自然に使えるようになりましょう!
『See』『Look』『Watch』何が違うの!?

ねえマヤ、『See』『Look』『Watch』って全部「みる」って訳すでしょ?
でも、どうやって使い分けたらいいのかわからなくなるんだよね。

それ、英語学習あるあるだよね!
でも安心して!今日はそれぞれのニュアンスの違いをイメージしやすく解説していくね!
See〜意識していなくても目に入る〜
基本イメージ

まず『See』のイメージからね。
『See』は見えるってイメージになるよ。
自分の見ようとする「意思は関係なく」視界に入ってきて見えるものに使うよ。
例えばこの写真なら『I see a boat 』っていうと海を眺めてたらボートが見えたっいう感じの意味になるよ!


なるほど。見るつもりがなくても自然に目に入ったときは『See』なんだね。
たとえば……
『I saw that Maya was eating my chocolate.』って表現するんだね。

……見られてた!?
でもそう、それがまさに『See』の使い方!
ポイントまとめ
- 意識して見ていない
- 視界に入ってきたもの
- 「見えた」という状態を表す
Look〜よく注意してみる、注目してみる〜
基本イメージ

じゃあ次は『Look』についてだよ。
『Look』は注目してみるイメージだね。
対象物に『意識をその方向に向けてみる』時に使うよ。
このレッサーパンダをみるなら
『You can look at the red panda on the tree 』(木の上にレッサーパンダが見えるよ)のように意識をそっちに向けてみる感じで使うよ。


なるほど、「あれ見て!」って言うときに『Look at that!』って言うのもそういうことか!

そうそう!誰かに見てほしいとき、注意を向けてもらいたいときにぴったりなんだよ。
ポイントまとめ
- 意識を向ける
- 見て!と注目させる
- 「Look at ~」で「〜を見て!」
Watch〜動いているものをじっと見続ける〜
基本イメージ

じゃあ最後は『Watch』だよ。
『Watch』は動いたり、変化しているもの見続けることを表しているよ。
『しばらくの間じっと見続ける』意味があるから、スポーツ観戦とか動きのあるもをみる時に使うよ。
パンダがだらだらと寝転んでいるのを見続けているなら
『I watched that panda on the rock』(岩の上にいるパンダを見ました)
となるよ。写真だけだとわかりづらいけど、ここではレッサーパンダの時と違って寝返りを打ったり、お腹をかいたりするところもとかも見続けている状態だよ。


なるほど!だから「バードウォッチング」って言うんだね。
ただ見るだけじゃなくて、観察する感じなんだ。

その通り!あと、スポーツ観戦や映画を見るときにも使うよ。『I watched the baseball game yesterday 』(私は昨日野球の試合を観ました)みたいにね!
ポイントまとめ
- 動きのあるものを見る
- しばらく見続ける
- スポーツ、映画、動物観察などに使う
3つの違いをまとめると
単語 | 意味の違い | 使うときのポイント |
---|---|---|
See | 意識していなくても見える | 視界に自然に入ってきたもの |
Look | 意識してその方向に視線を向ける | 「見て!」と注目させるとき |
Watch | 動いているものをじっと見続ける | 映画やスポーツ、観察などにピッタリ |
まとめ

3つの違いがよくわかったよ!これでちゃんと使い分けできそう!

うん!最初は混乱するかもしれないけど、使っているうちにだんだん慣れてくるよ。
イメージを忘れないように、たくさん練習していこうね!
英単語はただ暗記するだけでなく、
「イメージ」と一緒に覚えることがとても大切です。
意味の違いがわかることで、映画やドラマのセリフの理解度もグッと上がります。
今回覚えた『See』『Look』『Watch』も、
ぜひ日常会話の中でどんどん使ってみてくださいね。
『小さな積み重ねが大きな力に』
毎日の学習を続けていけば、英語力は必ず伸びていきます。
焦らず、自分のペースで頑張っていきましょう!
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