日本語にすると同じような意味になってしまう単語は英語学習をしている中で「何が違うの?」となってしまうことは多いですよね。
文章を作ってみると「どれを使えばいいんだろう?」と悩むこともあると思います。
そこで今回は『See』『Look』『Watch』(みる)の違いについて紹介していきたいと思います。
それぞれのニュアンスの違いや、イメージを覚えていきましょう。
では一緒に見ていきましょう!
『See』『Look』『Watch』何が違うの!?

教えてほしいんだけどさ、『See』『Look』『Watch』ってどう違うの?
全部日本語に直すと『みる』って訳すでしょ?
どうやって使い分ければいいのかよくわからないんだよね。

それわかりにくいよね!
じゃあ今日はその3つの違いについてイメージを持てるように教えていくね。
同じような単語でもイメージが全然違うからしっかりと覚えてね!
See〜意識していなくても目に入る〜

まず『See』のイメージからね。
『See』は見えるってイメージになるよ。
自分の見ようとする「意思は関係なく」視界に入ってきて見えるものに使うよ。
例えばこの写真なら『I see a boat 』っていうと海を眺めてたらボートが見えたっいう感じの意味になるよ!


なるほどね。自分が見る気があるかないかに関わらず目に入ったきたものは『See』になるんだね。
じゃあ誰かさんが僕のチョコを食べたのを見つけちゃった時は
『I saw that Maya was eating my chocolate.』って表現するんだね。

あれ、みられちゃってた!?
でもまぁ、そういうことだね。思わず見えてしまったりしたときに使う「みる」が『See』だよ。
『See』は視界にものが自然と入っていて意識してなくても見えているもの表すとき使います。
上の画像のように、「ビーチに座って海を見ていたらボートが横切っていくのが見えている」そういう状態を『See』で表します。
他にも犬を公園で見たっていう表現も『I saw a dog at the park』(私は公園で犬を見ました)のように特に注目などしていたわけではないが見たことを伝えています。
Look〜よく注意してみる、注目してみる〜

じゃあ次は『Look』についてだよ。
『Look』は注目してみるイメージだね。
対象物に『意識をその方向に向けてみる』時に使うよ。
このレッサーパンダをみるなら
『You can look at the red panda on the tree 』(木の上にレッサーパンダが見えるよ)のように意識をそっちに向けてみる感じで使うよ。


なるほどね。その対象物に対して注目するようにみる感じなんだね。
だからあれを見てっていう時に『Look at that』っていうんだね!

そういうこと!
『Look』は対象物に意識を向ける時に使うみるです。写真のようにレッサーパンダが出てきた時に、意識的に目を向ける状況で使います。他の人にも見て欲しい時に『Look!There is a red pand on the tree』(見て!レッサーパンダが木の上にいるよ!)みたいな感じで注目する際に使うことができます。
Watch〜動いているものをじっと見続ける〜

じゃあ最後は『Watch』だよ。
『Watch』は動いたり、変化しているもの見続けることを表しているよ。
『しばらくの間じっと見続ける』意味があるから、スポーツ観戦とか動きのあるもをみる時に使うよ。
パンダがグータラ寝っ転がっているのをずっと見ているなら
『I watched that panda on the rock』(岩の上にいるパンダを見ました)
となるよ。写真だけだとわかりづらいけど、ここではレッサーパンダの時と違って寝返りを打ったり、お腹をかいたりするところもとかも見続けている状態だよ。


そういうことなんだね!
『watch』はそのものを見続けて観察している感じだね。
だからバードウオッチングって言うんだね!
『Watch』は動いているものや変化をしているものを見続けている状態を表しています。
動物が動いているのを見ていたり、スポーツ観戦をしている時などに使います。
野球を見たことを伝えるときは『I watched the baseball game yesterday 』(私は昨日野球の試合を観ました)となります。
まとめ

3つの違いがよくわかったよ!これでちゃんと使い分けられるようになるね!!
- See :意思は関係なく視界に入ってきて見えるもの
- Look :意識をその方向に向けてみる
- Watch:しばらくの間じっと見続ける
これを忘れないように意識して使ってみるね!

ちゃんと違いがわかったようで良かったよ!
イメージに慣れるまでは使い方間違えるかもしれないけど、間違えを気にせずどんどん使っていこうね!間違えることでしっかり覚えられるからね。
今回は3つのみるの違いについて紹介していきました。
違いを知ることによって今まであまり気にしていなかった使い分けが気になってくると思います。
使い分けを理解していることによって映画などでキャラクターが何を意図して発言しているのかよくわかりより楽しめるようになります。
そして自分で使う時も場面に合わせて適切な言葉を選べるようになって会話も生活に伝わるようになるでしょう。
ただ暗記するだけでなくその言葉が持つイメージも一緒に持つことで単語の理解も捗りますね!
今回覚えたことを忘れないように何度も確認してください!
『小さな積み重ねが大きな力に』続けれていれば結果は絶対ついてくるよ!それまで頑張りましょう!
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