ちゃんと理解できてる?『say』『tell』『speak』『talk』の違い

単語の違いを理解しよう

意味が似ていてイメージがつきにくい単語はいっぱいありますよね。
何か違う気がするんだけどうまく説明できない。使い方が本当にあっているかわからない。
それぞれの単語のイメージをしっかりと理解することで使い分けが簡単になります。

似ているようで少し違う単語、今回は『say』tell』『speak』『talk』の違いについてしっかりと理解していきましょう。

何が違うの?

コタロー
コタロー

この前、『see』『look』『watch』の違い教えてもらったんだけど、今回は『say』tell』『speak』『talk』の違いを教えて欲しいんだ。
なんかニュアンスがちがうのはわかるんだけど、うまく理解し切れてなくて…

マヤ
マヤ

わかったわ。
それぞれのシチュエーションをイメージできるように説明していくね。

Say〜内容について注目している〜

マヤ
マヤ

『say』は人が言った内容について注目しているよ。
例えば『She said that she likes watching baseball
(彼女は野球を観ることが好きだと言いました。)
なら誰に話したとか関係なく「野球を観るのが好きと言った』ということがわかるよ

コタロー
コタロー

なるほどね。『say』は内容が大事なんだね。
じゃあ手紙に書いてあったとか『the letter says he wants to be an astronaut 』(その手紙に彼は宇宙飛行士になりたいと書いてある)ってなるのは『say』が内容に注目しているからだね。
Say』のイメージとしてはこんな感じかな

マヤ
マヤ

うん…なんか不服だけど。そうねこんな感じだね。

say』は言った内容に注目しているイメージを持ちます。自分がいったこと、誰かが言っていたことにフォーカスしています。上のイラストのように「マヤが宿題を忘れたことを言っていた」のがわかりますが誰に言ってたかは気にしません。看板や手紙に書かれていることなど内容に注目しているので「say」が使われます。

Tell〜人に伝える〜

マヤ
マヤ

じゃあ次は『Tell』だよ。
Tell』は人に伝えるという意味があるよ。だから伝える人がいることが重要になってくるよ。
Say』とは違って相手がいないと成立しないのが『Tell』だね。
例は『I told you that you should go to see a doctor 』(あなたは病院に行ったほうがいいと私はいいました。)
のように『Tell』のあとに人が来て伝えてる人を明確にしているんだよ。

コタロー
コタロー

なるほど。
誰に伝えたかを表しているのが『Tell』なんだね。

Tell』は誰かに伝えているイメージです。イラストのようにコタローに対してマヤが「病院に行ったほうがいいよ」と言っているのでこれはTell』になります。『Say』とは違い誰が言われているのかが明確になっています。

Speak〜口にだしていう〜

マヤ
マヤ

次は『Speak』だよ。
Speak』は口にだしていうって意味になるよ。
イメージ的には校長先生のありがたいお話だったり、前にでて話したりする時とかに使うね。あとは言語を話すも『Speak』で表すね。

ありがたいお話
コタロー
コタロー

うん…なんかイメージついたかも
Speak』は話している行動を表しているんだね

Speak』は何かを伝えるという意味ではなく、話している動作を表しています。口にだして話すイメージです。内容を表しているのではなくてただ話すことに注目しています。
校長先生のお話や、会議でずっと話している人などに使います。また英語を話すなどの言語も『Speak』で表されます。

Talk〜人と話している〜

マヤ
マヤ

最後に『Talk』だよ。
Talk』は私たちの今の状態だよ。お互いに会話して話し合っている状態。
I am talking with you』(あなたと話しています)
って感じだね。

集会
コタロー
コタロー

なるほど。普段しているおしゃべりは『talk』になるんだね
トークは日本語でも使われてるからイメージしやすいかも。

Talk』は人同士が話し合っているイメージです。いつも皆さんがしている会話です。
talk to』で〜に話しかける、『talk with』で〜と話し合うのような意味になります。

まとめ

マヤ
マヤ

これで4つ終わりだよ!
違いはわかったかな?

コタロー
コタロー

ありがとう!しっかり理解できたよ。似たような日本語の意味でもイメージがだいぶ違うね。
やっぱり単語はイメージすることが大事だね。

日本語だと気にせず使っている単語が英語だとどれを選んでいいかわからないものは多いと思います。
そう言った疑問を少しでも解決できるように単語のイメージを説明とイラストで紹介しました。
今日紹介した4つの単語のイメージはできるようになりましたか?一人でも多くの人が理解できているようなら幸いです。
今後も区別がしにくい単語は紹介していきたいと思いますので気になるものがあれば見にきてください。

小さな積み重ねが大きな力に』続けれていれば結果は絶対ついてくるよ!それまで頑張りましょう!

イラストを見て練習をしよう

練習用イラスト

Say』『Tell』『Talk』を使って文章を作ってみよう。

例文

  • Maya said Kotaro should go to see a doctor
  • Kotaro tells Maya that he have a runny nose
  • Maya and Kotaro are talking

自分の文章で作って練習してみましょう!他にも色々な文章が作れるね。

今日の単語、フレーズ

  • Runny nose...鼻水
  • Trouble…問題
  • Go to see a doctor...病院へ行く

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